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社会福祉法人まつみ福祉会 介護老人保健施設桜山荘
4. 取り組みの内容障害者雇用を継続していくために、彼らの持つ能力や意思を尊重し、本人と面談の上、職種や出勤時間など労働条件を決めている。常に100%を求めるのではなく、できる範囲で徐々にできるようになればいいというように、長期的に見守る姿勢を大切にしている。 精神障害者の場合、日によって気分や体調に波があるので、毎朝顔を合わせた時には、「昨日はよく眠れた?」、「調子はどう?」と声をかけて体調を確認するほか、疲れた時には随時休憩時間を設けるなど、無理な負担をかけない工夫をしている。 また、本人から希望のあった場合には、能力に応じて新しい職務を任せるなどスキルアップの体制も設けている。昇格もあり、頑張った分はきちんと認めることによって、目標を持って仕事に取り組んでいけるようにしている。 職業生活相談員は2人配置し、定期的なグループワークや、必要に応じて適宜個人面談を通して、早期に問題解決を図るようにも努めている。 指示・命令系統を一本化するなど職員への教育や指導も徹底している。介護の仕方、作業の仕方についてそれぞれ職員から指示すると彼らは戸惑い混乱をしてしまうため、彼らへの指示命令は、直属の上司に限定している。その上司については、障害者雇用支援に関する研修会などに積極的に参加してもらい、専門的な知識と支援技能の習得を促している。 また、職員に対しては、障害者雇用の理念を資料として配付するほか、障害理解のための啓発会議を設け啓発しているため、職員の間では、彼らに対する差別や障害者雇用に対する抵抗感は見られない。 当施設で勤務する精神障害者からも、「これほど理解してくれる事業所は今までなく、自分達のことを理解してくれている事務長や同僚に出会えたことがとても良かった」と話しており、本人の一所懸命楽しそうに仕事に取り組んでいる様子や、他の職員の話をいきいきと話す様子から、当施設が障害者が無理なく自分のペースで仕事ができる職場環境を整えていることがうかがわれる。
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