障害者助成金活用事例 No.1
金属検出機を導入することにより、知的障害者に原料の検品作業工程を任せられるようになった事例


1.  課題

   農産加工食品製造工場で働く知的障害者のAさんは、勤続12年になるが、判断力を求められる作業が苦手であることから、これまで原料の運搬作業等熟練工の指示による補助業務を担当してきた。
   工場長は、Aさんのまじめな勤務ぶりを評価しており、本人の旺盛な作業意欲に応えて、幾度も配置換えを検討したが、工場内の業務は何れも数値の読み取りや緻密な手さばきを要する仕事が多く、Aさんに任せられる定型的な業務を見つけることができなかった。

2. 課題解決の工夫・取り組み

   原料の検品作業工程は金属物混入防止のための選別が主な作業であり、これまで熟練工が長年の経験を生かし、目視により判断処理してきたが、Aさんの職域拡大を図るため機械化をすることとし、専用の金属検出器を導入した。

3. 取り組みの効果

   Aさんの作業ペースに対応するためベルト速度について低速仕様とし、パトライト及びブザーを付加したので、本人の検品処理の認知性は向上した。また、金属検出機の導入により金属物混入防止の選別業務を単独で行うことが可能になった。

4. 活用した助成金

   金属検出機の導入に当たっては、第1種作業施設設置等助成金を活用した。
上記の取り組みに係る所要費用は、2,184千円で、助成金受給額は、1,456千円であった。

パトライト及びブザーを付加
パトライト及びブザーを付加
ベルト速度を低速化
ベルト速度を低速化


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