障害者助成金活用事例 No.7
採用後症状が重くなった体幹機能障害者に対し、屋内専用車いすを導入することで、事務作業がスムーズに行われるようになった事例


1.  課題

   人事情報業務(応募・試験内容・辞令・名刺等)を担当する事務職として、体幹機能障害者3級のAさんを採用した。しかし、採用後Aさんは、次第に歩行や立ち上がりが困難な状態となり、ファイル棚からの書類の出し入れや書類のコピーをとる際、また休憩室等への移動時に時々転倒し、事務処理等に制約が生じるようになった。

2. 課題解決の工夫・取り組み

   独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構が行っている就労支援機器の貸出制度を利用し、屋内電動車いすを借りることにより、その使い勝手を確認した上で、導入を検討した。
(※現在、屋内電動車いすは貸出対象となっておりません)

3. 取り組みの効果

屋内電動車いすを導入することにより、以下の効果が見られた。
①車いすで自由に移動ができるようになった。
②コピー機の使用や棚からの書類の出し入れの際には、容易に体の向きを変えることができるようになった。

③電動車いすの座位昇降機能により高い場所への書類の出し入れがスムーズにできるようになった。
④転倒がなくなったなど、作業能率が上がり効率化が図られた。

4. 活用した助成金

屋内電動車いすの導入にあたっては、第1種作業施設設置等助成金を活用した。
上記の取り組みに係る所要費用は、598千円、助成金受給額は398千円であった。

屋内電動車いすを使用しての作業
屋内電動車いすを使用しての作業
移動の負担も軽減された
移動の負担も軽減された


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