障害者助成金活用事例 No.13
オートチェッカーを導入することにより、知的障害者にゴマ豆腐の良品、不良品の選別作業を任せられるようになった事例


1. 課題

   豆腐製造工場で雇用している知的障害のあるAさんは、採用後1年になるが、判断力を求められる作業が苦手であったことから、Aさんに任せられる定型的な作業が見あたらず、もっぱら工場内の雑用を担当させていた。
   そこで、工場長としては、製品の投入から箱詰め後の運搬までの工程にある検品作業をAさんに任せたいと考えたが、検品作業は、容器内の異物混入の有無を目視によりチェックするとともに、計量器を使って重量を確認しなければならないことから、判断力を求められる作業が苦手なAさんには無理があった。

2. 課題解決の工夫・取り組み

   検品作業工程をAさんに担当させるためには、判断要素をできるだけ排除する必要があったことから、製品の重量や異物の有無等を自動的に判断できるオートチェッカーを導入し、検品作業の自動化を図ることとした。

3. 取り組みの効果

   オートチェッカーにあらかじめ製品ごとの重量等の数値を健常者が入力しておくことで、製品を流すと自動的に良品、不良品が選別される。Aさんがラインを通ってきた良品をトレーに並べる作業を繰り返すことだけで検品作業の工程は終了する。
   オートチェッカーの導入によって、検品作業が単純化され、一定の生産性が維持できるようになり、Aさんに検品作業を任せることができるようになった。

4. 活用した助成金

   オートチェッカーの導入にあたっては、第1種作業施設設置等助成金を活用した。
上記の取り組みに係る所要費用は、2,784千円で、助成金受給額は、1500千円であった。

オートチェッカーで選別
オートチェッカーで選別
選別された商品をトレーに並べる
選別された商品をトレーに並べる


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