障害者助成金活用事例 No.14
安全装置を装備した振動式掻出機を導入することにより、知的障害者の職務配置の転換と作業効率のアップが可能となった事例


1. 課題

   えのき茸栽培工場で製函業務に従事する知的障害者のAさんは、手作業、力仕事の多いこの工程をうまくこなすことができず、その対応に苦慮していた。
   Aさんが対応できる作業として、えのき茸の掻き出し作業への配置転換を検討することとした。

2. 課題解決の工夫・取り組み

   Aさんが掻き出し作業に対応できるためには、判断力をできるだけ排除する必要があったことから、振動式掻出機の導入を検討した。

3. 取り組みの効果

   振動式掻出機の導入により、瓶の中のオガが簡単に掻き出され、残留物の減少とごみの飛散の防止が可能となり、掻き出し作業の効率化が図られた。
   また、作業が単純化され、手作業が減少することにより、力仕事が減少した。
   さらに、工程中に異常事態が発生した場合には、ランプとブザーで知らせ直ちに運転が停止する安全装置も装備していることから、作業の安全が確保された。
   これにより、Aさんをえのき茸の掻き出しへの配置転換が可能になった。

4. 活用した助成金

   振動式掻出機の導入にあたっては、第1種作業施設設置等助成金を活用した。
上記の取り組みに係わる所要費用は、7,501千円で、助成金受給額は、3,000千円(限度額)であった。

掻出機に瓶をセットするAさん
掻出機に瓶をセットするAさん
処理された瓶を整理・回送するAさん
処理された瓶を整理・回送するAさん


独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構 検索画面へ 高齢・障害者雇用支援機構トップページへ