障害者助成金活用事例 No.17
電線のリサイクル業務を手作業で行っていた知的障害者が、電線解体機の導入により、安全が確保され、また、作業効率が飛躍的にアップした事例


1. 課題

   主に自動車部品加工や、テレビに配線された電線のリサイクル等に関する軽作業を知的障害者のAさんに任せている。
   電線のリサイクル作業は、廃電線の被覆を剥ぎ、導体の銅線を取り出す内容であるが、木枠に製品をはめ込み、その上から小刀により一つずつ手作業で剥いていたため、刃物により負傷する危険があった。

2. 課題解決の工夫・取り組み

   作業遂行上の危険を回避するため、電線解体機の導入を検討し、安全性の向上を図った。
   電線解体機は、電線のサイズに合わせプレートを固定し外皮のみを切断でき、手が機械に巻き込まれないよう配慮されているほか、ボタンはスイッチのON・OFFのみで簡単に操作できる。

3. 取り組みの効果

   機械の導入前は、手作業で電線を取り出す作業を行っており、安全面の不安があったが、導入後は、安全面が確保されたばかりではなく、作業能率が10倍程アップした。
   これにより、Aさんが安心して作業を行える環境が整い、職場の定着につながっている。

4. 活用した助成金

   電線解体機の導入に当たっては、第1種作業施設設置等助成金を活用した。
上記の取り組みに係わる所要費用は、640千円で、助成金受給額は、427千円であった。

電線解体機により安全性と効率が格段に向上
電線解体機により安全性と効率が格段に向上


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