障害者助成金活用事例 No.29
ケース洗浄機を導入することにより、協調性と安全配慮に課題がある知的障害者に洗浄工程を任せられるようになった事例


1.  課題

   クリーニング事業所で雇用している知的障害のあるAさんは、共同作業が苦手であり、また、安全面での注意に欠け、落ち着きがなかった。このため、作業の安全面での不安があり、Aさんに任せられる作業がなったことから、工場内での補助業務的作業を担当させていたが、今後当社において戦力となってもらうことを考え、単独で任せられる職務について検討することとした。

2. 課題解決の工夫・取り組み

   Aさんが単独で作業できるよう、安全性が確保でき、かつ、定型的作業であるケース洗浄作業を設定するため、ケース洗浄機の導入を検討した。
   なお、ケース洗浄機の導入にあたっては、①ケース洗浄機の扉の設置、②安全ランプの取り付け、③機械の操作や調整を簡単にする等の機械の改造を行った。

3. 取り組みの効果

   ケース洗浄機の導入したことで、Aさん一人で洗浄作業をこなすことができるようになり、清潔なケースを安全に提供することができるようになった。また、洗浄作業をAさんに任せることにより、労働意欲は高まり、作業効率も向上した。

4. 活用した助成金

   ケース洗浄機を導入するに当たっては、第1種作業施設設置等助成金を活用した。
上記の取り組みに係わる所要費用は、2,415千円で、助成金受給額は、1,500千円であった。

洗浄機のカバーを開けケースを入れる
洗浄機のカバーを開けケースを入れる
ケースの位置決め
ケースの位置決め


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