障害者助成金活用事例 No.42
2階建ての賃貸事務所に、階段昇降機を設置することにより、車いすを使用する従業員が自力で2階へ移動できるようになった事例


1.  課題

   車いす使用のAさんは、NPO法人において、介護支援専門員として主にケアプランの作成業務を担当している。
   Aさんを受け入れるにあたって、2階建ての1階部分については、車いす対応のトイレに改造し、また、事務所の入り口にスロープの設置を行ったが、エレベーター等の2階への移動手段が確保できないことから、Aさんを1階の事務室に配置した。
   しかし、2階に休憩室があることと、事務所が賃貸物件であり、しかも間取りも限られていることから、エレベーター設置以外の方法で2階への移動手段を確保する必要があった。

2. 課題解決の工夫・取り組み

   職場環境の整備に当たって、社内にプロジェクトチームを立ち上げ、実現可能な2階への移動方法について検討したところ、階段昇降機を設置することとした。

3. 取り組みの効果

   Aさんは、階段昇降機を使用して自力で2階への行き来ができるようになった。
   また、後日、新たに車いす利用者のBさんを事務職として採用した際には、2階の事務室に配置することができ、車いすを使用するスタッフにとって、働きやすい職場環境の整備ができた。

4. 活用した助成金

以上の施設改善にあたっては、第1種作業施設設置等助成金及び障害者福祉施設設置等助成金を活用し、うち、階段昇降機の設置に係る所要費用は、714千円で、助成金受給額は、238千円であった。

階段昇降機
階段昇降機


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