拡大読書器を導入することにより、ルーペ使用時と比べ作業効率を図ることができ、
視覚障害のある社員の眼の疲労を最小限に抑えることができた事例 1. 課題 医療機関で看護部の一部署の管理的な役割を果たしていたAさんは、網膜色素変性症の告知を20代後半に受けていたが、4年前頃より視力低下と視野狭窄が急速に進み夜盲もあり常勤が出来なくなった。当院には30代半ばより勤務し、業務には支障はなかった。視野狭窄がある為、動き回るのは危険であり、夜盲の為、夜勤、時間外勤務が難しくなった。 2. 問題解決の工夫・取り組み Aさんの業務内容を余り動かなくても良い勤務に変える。今迄の長年の経験を生かし相談窓口の担当とし、勤務時間も9時~16時迄の非常勤職員とする。カルテや資料を見る為、ルーペでは効率が悪いため、大阪聴力障害者協会の紹介で独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構の就労支援機器の貸出制度を利用し、最終的には拡大読書器を購入した。 3. 取り組みの効果 拡大読書器を導入することにより、カルテや資料を効率よく見ることができるようになった。ルーペを使っていた頃と比べると、業務が効率よく図れ、眼の疲労も最小限になり、精神的な不安も軽減した。 4. 活用した助成金拡大読書器の導入に当たっては、第1種作業施設設置等助成金を活用した。 上記の取り組みに係わる所要費用は、380千円で、助成金受給額は、253千円であった。 ![]() 拡大読書器に文書を置いて文字を拡大
![]() 相談窓口
協力事業所:医療法人きっこう会多根記念病院
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