有限会社タナカS・S

4. 今後の障害者雇用の展望

上記で述べたように、会社として新規に障害者を雇用するということは決して平坦な取り組みではないが、障害があっても従業員として頑張ってもらいたいという会社としての強い想い、また、その想いに応えたいというAさんの仕事ぶりもあり現在も雇用は継続している。今後も実習の受け入れや、仕事がより増えれば新たな障害者雇用についても前向きに取り組みたいとの社長のお考えであった。

また、直接の雇用ではないが、社内で製造しているルアーの箱の組み立てを市内の障害者授産施設や就労継続B型事業所に外注しているという。お願いできるところがあればもっと外注したいとの意向もあり、これは施設等にとって利用者の方の作業確保という面では大変ありがたいことである。また、障害者自立支援法の施行により「福祉施設から一般就労へ」との取り組みが進められている今、福祉施設利用者の方がこうした外注作業を行うことにより、一般就労への意欲の喚起、また、基本的な労働習慣の確立といったことが図られるのではないかと思われる。


執筆者  :  置賜障害者就業・生活支援センター
就業・生活支援ワーカー  白岩  守


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