株式会社富士通アドバンストソリューションズ
4. リラクゼーションルームで雇用を創出最後に、視覚障害を有する2人の従業員が働くリラクゼーションルームを紹介しよう。 設立前は「障害者を雇用する目的とはいえ、そこまでする必要があるのか」と議論が交わされたというが、当時の社長の「企業の社会的責任として、実行しなければ」という一声で、社内リラクゼーションルームは2004年にスタートした。 従業員は月に1回、就業時間内に誰でも利用することができ、1回につき約30分の施術で500円支払う。専門の国家資格を持ったヘルスキーパーのマッサージは「心身ともにリフレッシュできる」と従業員の間で大好評となった。 ![]() 伊東久代さん(右)と石井崇之さん
「SEの仕事はデスクワークが主なので、肩こりや腰痛、頭痛に悩まされている人が多いのです。その人なりのつらいところを探っていき、やさしくほぐすようにしています」と言うのは、設立当初から働く伊東久代さん。2008年に新しく入った石井崇之さんも「まだ自分なりのマッサージを模索中です。日々練習しながら技術を磨いていきます」と意欲的だ。 「SEの仕事だけでなく、探せば障害者の人に働いてもらえるさまざまな職域が見つかるはずです。リラクゼーションルームのように、障害者の雇用を生み出しつつ、また、従業員の癒しの場として貢献できるような仕事を、これからも『開拓』していければと思っています」と人事部の平林さん。 富士通アドバンストソリューションズの継続した展開に、今後も期待したい。 執筆者 : 株式会社山笑堂 ライター 小川 亜紀子 |