特定医療法人社団相和会中村病院

2. 障害者雇用の経緯

中村病院では、特別支援学校からの依頼を受けて、平成17年に初めて実習生を受け入れた。障害者を受け入れるという経験はなく、わからないことばかりであったが、事前にどのような業務で実習が可能であるかを考え、清掃や厨房の仕事で実習を実施することにした。平成17年に9日、18年に10日、実習生を受け入れた。実習では特別支援学校の先生の付き添いがあり、いろいろと指導を受けながら、すすめていくことができた。1回目、2回目の実習では、体験を通して職場での決まりや社会人としての心構えを学んでもらうこと、実際の就業状況に近づけつつ自己の能力や適性を高めていくということを目標として行った。

3回目の実習に入る前に、働く意志があるかどうか、本人の希望を聞いた。この病院で働きたいという意志を示した2名の生徒について、3回目、4回目の実習を実施した。就労に備え、個別の課題を明確にし、適応力や対応力の向上を目指すことを目標にして行った。3回目のあと面接を行い、4回目は、実際の業務とほぼ同様の仕事を体験してもらった。実習生からは「私も患者さんのために頑張りたい」という感想があり、特別支援学校卒業後、2名を雇用することとなった。

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