アシックスアパレル工業株式会社

4. 従業員の意見

障害のある従業員には、27年以上の勤続年数の者がおり、昔の状況を尋ねると、「以前は大量生産で同じ作業の繰り返しで大変だった」ということであった。そして、入社して最初のころは、手話がうまくできる人がいなかったので、コミュニケーションをとるのが難しかったということである。しかし、現在は同じような悩みはあるが、班の中には自ら手話の勉強をしてくれる人もいて、身振り手振りで話の内容もわかりコミュニケーションができるようになったということである。以前と現在の状況を比較すると、作業内容においても職場内のコミュニケーションについても満足されていた。

具体的に話していただいたものを整理すると次の通りである。

①障害の区別関係なく同じ作業内容

②難しい仕事もクリアして皆と同じようにしている

③忙しいときもあるが、いろいろな工程があって楽しい

④グループに分かれるため、グループでコミュニケーションができる

すなわち、他の従業員と同じ目的を持って(①)、同じ達成感を味わい(②)、責任を持って取り組む(③)ことが本来の「働く」ということで、アシックスアパレル工業株式会社で同じ労働ができることに満足している。そして、これらは本人の努力とグループ内での従業員のサポート(④)によって支えられている。

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