JMUビジネス・サポート株式会社

3. 取組の概要

当社における障害者雇用に関する取組とは、有明本社社屋建設とその改善活動に集約される。新規に社屋建設された特例子会社であり、施設・設備がバリアフリー環境になっているのは当然だとして、その後の改善活動が継続されているところにその姿勢を見ることができる。なお、社屋建設には、第1種作業施設設置等助成金及び障害者福祉施設設置等助成金が生かされている。


(1)施設建設の前に設計されたもの

社屋建設にあたって、バリアフリー化を図られたものとしては、次のようなものが挙げられる。


  • ワンフロア構造で、入口は緩やかなスロープである。
  • ドアはすべてスライド式で、軽い力で開けられる。間口も広く、車いすでも入退出が容易である。
  • トイレは人感センサーで灯りが点くので、車いすから手を伸ばす必要がない。ドアはスライド式で、個室内も車いすで使えるようスペースがある。
  • ロッカールームには車いす専用ロッカーを設置している。棚の上にロッカーが載せられており、車いすでも使い易い。
入口のスロープ、手すりも付いている
入口のスロープ、手すりも付いている

廊下は広く、ドアはすべてスライド式である
廊下は広く、ドアはすべてスライド式である

トイレも広く、車いすでの利用がしやすい
トイレも広く、車いすでの利用がしやすい

トイレの洗面台は車いすのために下部が広い
トイレの洗面台は車いすのために下部が広い

更衣室の車いす専用ロッカー
更衣室の車いす専用ロッカー

車いすを妨げないデスク、広くフラットな通路
車いすを妨げないデスク、広くフラットな通路

車いす用の駐車場、社屋に近く屋根がある
車いす用の駐車場、社屋に近く屋根がある

駐車場からの社員通用口、ドア・踊り場が広い
駐車場からの社員通用口、ドア・踊り場が広い

(2)設立後に工夫・改善されたもの

設立後に工夫・改善されたものの多くは、安全衛生会議の中で検討され取り組まれた。安全衛生会議は3カ月に1度開かれる、そこでは従業員会が事前に聴取した社員の意見や要望を基に対策を検討する。


  • 食堂のイスは、社員の発案で足にテニスボールを履かせた。これは耳障りな音を防止するため工夫されたもの。
  • 食堂のテーブルにも工夫が施されている。テーブルの下には荷物を置けるようなパイプ製の棚が取り付けられているが、これがあると車いすで使用する際には邪魔になる。そこで、テーブルの一部で棚を切除している。
  • 施設建設時点では、車いす用のトイレは男女各1つ設置されていたが、男性の車いす利用者が4名在籍のため混雑することがあった。そこで、車いす用トイレを増設した。
  • トイレの鏡を車いす利用者でも使える位置に変更した。
  • 細かい工夫としては、プリンタの台を低くした。これも車いす利用者の利便を考えたからである。
  • 通用口には靴の着脱等の為腰掛を設置した。
  • 食堂の自販機は車いす利用者用に設置。
食堂のいすに履かせてあるテニスボール
食堂のいすに履かせてあるテニスボール

食堂のテーブル、手前のパイプ棚は切除してある
食堂のテーブル、手前のパイプ棚は切除してある

通用口の腰掛け
通用口の腰掛け

車いす用の自動販売機
車いす用の自動販売機

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