株式会社NPK

3. 障がいのある職員との共生と協働、今後の展望

事業の存続かつ社会貢献、従業員の雇用維持のために、警備事業、指定管理者事業、介護事業、農業生産事業に取り組んでおり、それが今後、周年にわたり安定した事業基盤となってくる。そのためにも障がい者雇用や高年齢者雇用は重要である。

警備スタッフの平均年齢は52歳と高めだが、健康でやる気もあり、資格や経験が豊富で、お客様とのコミュニケーション能力も高い。また、年齢構成の幅の広さは、サービスを提供していく上で、組織のバランスに安定感を生んでいる。

当社の「『ゆとりある暮らし』へのサポート」という経営方針は、一人ひとりの他者に対する心のバリアフリーをもたらしている。

従業員の給与処理やハローワークでの雇用手続き等を行う総務本部課長の河原美恵子氏は、「当社では、身体に障がいのある方に限られますが、積極的な応募を歓迎しています。今後も採用枠をもっと広げていきたいので、ぜひご紹介よろしくお願いします」と前向きである。

障がい者を障がい者として考えるのではなく、個性・性格・育ち等の違いとして接することでお互いに支え合う共生社会が実現でき、ともに目的に向かって働くことで協働社会が完成するのではないだろうか。

執筆者:株式会社オリナス  代表取締役  中小企業診断士  谷口  行利
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 アンケート入力画面へ
障害者雇用事例リファレンスサービス