特定非営利活動法人クリーンネット飯塚協議会

4. 今後の課題と展望

課題としては、支援員(監督指導職員)のスキルアップの場が少ないということである。支援員は福祉の専門職ではないため、障害特性に応じた声掛けや指導というものが最初から身についているわけではない。また、日中は障害のある社員と一緒に選別作業を行うため、研修等への参加も難しい状況がある。

企業で働く障害のない社員の教育および指導をどのように行っていくのか、これは障害者の法定雇用率が1.8%から2.0%に引き上げられた今、クリーンネットだけが抱える問題ではなく、社会全体で考えていかなくてはならない課題となってきている。

また、リサイクル施設の老朽化や、建設当時に比べリサイクルゴミの量が増えたこと等により、作業能率のロスがあるという。そのロスをどのように埋めていくかが今後の課題となっている。そのためにも、作業能率を上げ、適切な人員配置ができるように工夫する必要もある。

今後の展望としては、障害者が働く場の提供の維持と雇用の増員を目指し、クリーンネットの企業としての存在価値をさらに高めていくことであると黒河理事長は話している。

執筆者: 九州産業大学  助手  新海  朋子
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