山下医科器械株式会社  佐賀支社

1. 事業所の概要、障害者雇用の経緯

(1)事業所の概要

大正15(1926)年8月に「山下医療器械店」として佐世保において創業。昭和25(1950)年4月に「株式会社山下医療器械店」を設立、昭和35(1960)年に「山下医科器械株式会社」(以下「当社」という。)と社名を変更し、現在に至っている。

九州一円と広島県に9支社、12営業所、3連絡所、3物流センターの体制で事業を展開し、「Speed、Smile、Service、Sure」の4つの行動指針のもと、MRI等の画像診断装置からディスポーザブル医療材料まで、幅広い分野における医療機器・理化学器械・医薬品等の販売を行うとともに、医療機関等さまざまな顧客のニーズに応える「総合医療支援企業」として、医療廃棄物収集運搬、医療機関のコンサルティング等の事業も行っている。

今回事例として紹介する佐賀支社(以下「当事業所」という。)は、昭和48(1973)年9月「佐賀営業所」として佐賀県佐賀市に開設され、平成16(2004)年に佐賀支社に変更された。


(2)障害者雇用の経緯

当社の障害者雇用は、平成8(1996)年に3物流センターの一つ佐賀県の鳥栖物流センターでの雇用からスタートしている。障害者の法定雇用率の達成が急務であったことから、全社的に障害者雇用に取組んだ。

現在では法人全体で17名の障害者(身体障害者8名、知的障害者1名、精神障害者(発達障害者を含む)8名)を雇用している。また、法定雇用率を達成してからも引き続き障害者雇用の拡大に取組むとともに、「障がい者スポーツ選手雇用センター シーズアスリート」を応援するなど、障害者の新しい雇用開発と障害者スポーツの振興支援にも積極的に参加している。

一方、当事業所では、2年半前の平成24(2012)年から1名の発達障害者を雇用している。全社的に障害者雇用に取組んでいくなかで、比較的事業所規模の大きい当事業所でも障害者を雇用するように指示があり、受入れることとなったものである。当事業所は、建物の1階が倉庫で2階が事務所という構造であるため、障害者を受入れるにあたって、場合によっては施設の改修が必要となるといった制約があったが、紹介された障害者が発達障害者であったことから施設の改修の必要がなくなり、そのこともスムーズな採用へとつながった要因であった。


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