特定非営利活動法人佐世保自立支援センター障害者就労継続支援A型事業所「チャレンジ」

2. 障害者雇用の取組

(1)就労支援機関との連携(障害者A君の事例)

障害者A君は、佐世保ブロイラーセンター株式会社に入社5年経過後に突然出社しなくなり連絡が取れなくなった。音信不通になり、やむなく保護者と相談の上退職の手続きを取った。様々な事情があり、その2年後、突然会社に姿を現し工場責任者に再就職を懇願した。工場責任者はこれまでの無断欠勤、無連絡等を十分に反省し、今後は真面目に勤務する確約を取り、社長に嘆願し再雇用することになった。再雇用した後も父親が他界し1人暮らしを2年程続け家賃等の支払支援を会社が続けてきた。本人は金銭管理、健康管理等が苦手でその対処方法にも苦慮していた。

そのような中、ハローワークの障害者雇用担当官へ相談を行った。その結果、県北地域障害者就労・生活支援センターの紹介を受けて通勤寮に入寮した。寮生活に馴染まないことや過去の金銭トラブルの未解決問題の処理があったが、トラブル等は会社、施設担当者及び本人を交えて問題解決に向け話し合いの結果全て解決した。通勤寮での生活は人間関係、自立に関すること等を習得することができた。

その後、通勤寮を卒業しグループホームでの新たな生活に入った。生活も安定し金銭管理は出納帳の記入をグループホームの世話人より習得し自分で記入できるまでになった。過去の諸問題も解決し就労に対しての自信、意欲、同僚部下への業務指導等事業所内での重要な地位までに人間的に成長し、加工工場において重要な戦力となった。


(2)保護者・障害者・地域住民とかかわり

ア.毎月、チャレンジ会議を開催し業務内容、私生活等のテーマを設けて全員参加の話し合いを開催している。種々の問題点がでてくるが短時間にて解決できる事案、時間を要する事案と振り分けて問題解決の場としている。

イ.保護者会の開催は随時開催して保護者からの要望、意見等を集約して業務に反映している。

ウ.ボランティア活動として地域の清掃作業に参加している。毎日の業務を離れ地域住民とのふれあいが目的である。


チャレンジ会議風景
チャレンジ会議風景

ともにボランティア活動風景
ともにボランティア活動風景


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