特定非営利活動法人佐世保自立支援センター障害者就労継続支援A型事業所「チャレンジ」

3. 就労継続支援A型事業所設立までの経緯

佐世保ブロイラーセンター株式会社では障害者を雇用して25年が経過して、雇用されている障害者は入社当時の年齢に勤務年数が加わり高齢になってきた。各障害者の背中が丸くなり、老けた感じが容姿に現れてきた。業務が終了しタイムカードを押すために事務所に入ってくるとき、やっと仕事が終わったと大きなため息をついている姿が目に留まることがたびたびだった。

厳しい食肉業界の環境下、高齢になり体力、能力等が衰退している状況で継続雇用できるか、また新規雇用障害者の1人立ちまで5年位の年月を要するための育成経費も課題であった。加えて、これらの課題を緩和するために新規設備投資を行うべきか等課題が山積みであった。

このような中、長崎県重度障害者雇用地方相談協力員であるA社代表取締役とお会いする機会があり、その地方相談協力員とは雇用障害者の種々の問題点を話し合った。特に、雇用障害者の高齢化に伴う作業効率の低下、体力の衰退等問題が共通課題として多数でてきたが、雇用障害者の生活基盤を守るためには継続就労が基本であることが共通認識となった。A社は、その事業所内に別法人で就労継続支援A型事業所を設立し、その課題に対応していることも大いに参考になった。

これが、当事業所を設立する経緯になったものであるが、当事業所の設立準備に際しては、佐世保ブロイラーセンター株式会社の雇用障害者全員及び保護者等に対して設立趣旨を説明し賛同を頂いた。特に、当事業所における雇用条件である就労時間の短縮、就労可能年齢65歳等が賛同の要因となった。

当事業所は障害者総合支援法に基づき、当事業所を利用する障害者とは雇用関係をもちつつ、一般就労に向けての支援も行うこととなる。そういった意味からも障害者雇用への取組みとしては地元公共職業安定所、特別支援学校、地域障害者就労・生活支援センター等及び保護者会との連携を密にし地域に根付いた活動を行っていく。


保護者会の様子
保護者会の様子
保護者会の様子


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