株式会社コーリツ

5. 障害者雇用を考えている中小企業へのアドバイス

基本的に“品質”とは物の品質や作ったものが良い悪いという評価で見がちである。広義に捉えれば、質の良い会社で質の良い人が質の良いものを作るといった「質」の捉え方が本来正しいのではないだろうか。

良い物ができる、不良品がないといった生産面だけの質ではなくて、会社の質から見ると世間で「障害のない者」、「障害者」の垣根があること自体がおかしな話で、障害のない者、障害者の双方がいる状態が当たり前の姿である。

その双方がいる状態を取り入れる会社は当然、質の良い会社であるとの考えは飛躍しすぎかもしれないが、そこで作るものは良い製品であるに決まっていて、悪い商品が生産される訳がないと信じている。なぜなら、皆の意識が高く、会社としての意識も高いからである。

ことさら障害者雇用を特別なこととして捉えるのではなく、事業所と入社を希望するその人へのニーズ及び適性・能力がマッチした結果として採用するだけである。

障害者を受け入れた企業として、実際に体験した上で、何の問題も無く、むしろ良い効果があることを感じている。

逆に障害がない者の雇用には問題点が皆無とも限らない。普通に考えて普通に雇用して、問題があれば是正しながら向上させることが重要だと思う。

問題を探しながら事を進めるのであれば、最初から障害雇用を視野に入れない方が双方の為であるのではないだろうか。

執筆者: 株式会社コーリツ  障害者就労支援室長  佐藤  誠治
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 アンケート入力画面へ
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