株式会社ナカシン冷食

2. 障害者の従事業務と雇用の理念・ポリシー

(1)障害者の従事業務

同社に勤務する知的障害者10人の認定区分はいずれもB2、従事している業務は次のとおりである。

・食材を入れる専用かごを洗浄する作業(2人)

・製品を形作る成形用の機械に原材料を投入する作業(2人、各々別個の機械を担当)

・原材料の検品・運搬の作業(1人)

・冷凍機から出てくる製品を受け取る作業(3人)

・包装作業(1人)

・パッケージ(段ボール)を組み立てる作業(1人)

発達障害のある障害者(1名)の担当業務は、「原材料の検品・運搬の作業」である。

なお、障害者全11名の勤務形態であるが、知的障害者4名と発達障害者1名の計5名がパートタイマーで、残る知的障害者6名がフルタイム勤務である。


(2)障害者雇用の理念・ポリシー

「一流の会社になるためには、まず(そこで働く)人が一流であること」が大切だと先代社長から教わったという中尾社長。「一流の人」の定義は、職務遂行面において優秀であるだけでなく、人を助けることができる人であるとのこと。

障害者が働く場合、ちょっとしたサポートや手助けを必要とすることが少なくない。「人を助ける」の「人」とは、もちろん全ての人を指すのであるが、同社にあっては「人=障害者」である場合が少なからず存在し、そして「人を助けることができる人」が多数存在しているようだ。

また、障害者に対する目線が、偏見のない、フラットであると中尾社長は語る。上から見下すようなことはもちろん、必要以上に気を遣うようなこともない。あくまで職場で働く仲間として、それ以上でもそれ以下でもない存在として捉えているということである。


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