統合失調症の清掃・梱包・商品管理・印刷業務における合理的配慮事例

2015年度作成
事業所名
合理的配慮事例・27216
業種
卸売業、小売業
従業員数
609名
職種・従事作業
本社内外の清掃、総務経理関係書類の梱包、商品管理、DM・チラシの印刷
障害種別
統合失調症
障害の内容・特性
  1. 主な症状は不眠・食欲不振等である。現在は幻覚・妄想等はなく、安定している。月1回(土曜日)通院である。
  2. 生理の日に体調を崩しやすい。体調を崩したときは1~2日休むことで回復する。体調を崩して休んだ後の休み明けの出勤は対象障害者にとって大きなプレッシャーとなる。
  3. 疲れやすい。疲れたときは5~10分程度別の部屋で休憩を取ることで回復する。
  4. 新しいことを憶えるときや、作業場面で3つ以上のことを同時に指示されること、きつい注意を受けると落ち込み、ストレスがたまる。ストレスが高じるとパニックになり、慌てたり、手の震えが出たり、トイレが近くなる。対処法として、深呼吸・冷たい水を飲む・5~10分程度休憩を取り気持ちを落ち着かせる、がある。
  5. 調子を崩すときの前兆として、不眠(入眠が遅くなる、24時頃中途覚醒する)、食欲不振(のため体重減少)、他人と会うのが嫌になる。調子を崩したときの対処法としては、かかりつけの病院を受診する。
  6. 作業を「しっかりとやらなくてはいけない」「すべてこなさないといけない」と考える傾向があり、ストレスになると自覚している。対象障害者はこうした考えになりそうなとき、深呼吸や冷たい水を飲む等してリラックスするようにしている。
  7. 初対面や未経験のことに対して尻ごみすることがある。人間関係に慣れていないときに対象障害者から話しかけることは苦手である。また、予想外の事態に直面すると不安が大きくなることがある。
  8. 作業の抜け(もれ)がところどころで見られるため、スケジュール表を作成しつつ、内容も加筆修正し、作成後も対象障害者の理解度を確認する必要がある。
  9. 報告・連絡・相談・質問は本人からできるが、報告の際要点を絞って上手く伝えられないことがある。
  10. 対象障害者がメモを取る際、指示されたことをそのままメモする傾向があり、ポイント順に記載できず、振り返りの際に何について書いてあるかわからなくなることがある。
配慮を受けている障害者の意見・感想等

事業所担当者は話しやすく、職場の従業員も優しい方ばかりなので、人間関係で悩んだり、気を遣いストレスをためることはない。

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