精神障害者の印刷作業等における合理的配慮事例

2018年度作成
事業所名
合理的配慮事例・30221
業種
介護事業
従業員数
130人
職種・従事作業
印刷作業(パンフレットの押印・仕分け・発送物など)、介護で使用する車輌(利用者の送迎用)の洗車、清掃作業(デイサービス・トイレ・会議室等)
障害種別
精神障害
障害の内容・特性
■Nさん(40代男性)
  • 精神障害者保健福祉手帳2級(統合失調症)を所持している。症状として幻聴、偏頭痛等がある。物静かで穏やかな性格。
■Tさん(30代男性)
  • 精神障害者保健福祉手帳2級(統合失調症)を所持している。特段の症状はなく比較的安定している。物静かで穏やかな性格である。趣味は将棋で、このことが他の社員とのコミュニケーションに役立つことになった。
障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細
  1. 現在、月に1回程度は定期的に支援センターの支援員が来所して、対象者(Nさん)の体調などを把握しながら生活面の支援や職場での仕事の悩みなどを相談する機会を設けている。また、職業センターのジョブコーチも毎月ではないが来所して対象者(Tさん)との面談を行い、デイサービスの清掃スケジュールについて相談し、調整して決めている。コミュニケーションのとり方を相談し、仕事の取組をジョブコーチを通して対象者に伝えるとともに職場へ直接言いにくいことの橋渡しも依頼している。
  2. 日報に「何でもあり」の記載箇所を設けている。対象者(Tさん)は趣味である将棋のことを書き、楽しんでいる様子であったため、将棋に関心のある社員に教えてほしいと依頼したところ、快く引き受けてもらい、将棋教室を開催している。社員からは先生と呼ばれ、とても良好な関係を築けるようになっている。
  3. 対象者(Nさん)は入社当時休みが多かったが、最近グループホームで一人暮らしをするようになり、長期で連続して休むことが少なくなった。自立を望んでいる家族に心配をさせないように思っていることを面談で総務部長に話している。
  4. 対象者(2名)の家庭には事業所から直接連絡をするのではなく、支援センターの支援員や職業センターのジョブコーチを通じて連絡し、連携を取るようにしている。
    対象者にはこのまま続いてくれればと思っているが、現状に満足せず勤務時間を増やすことや給料のアップ等に意欲を出してほしいと指導している。
配慮を受けている障害者の意見・感想等

対象者(Nさん)は仕事を休むことで周りの人に迷惑をかけたり業務で失敗することを気にしていることや、周りの方々がサポートして温かいことばをかけてくれたりするので周囲の人達に守られていると感じていること、また、有り難く思っているということを支援センターの支援員に話している。
支援員は対象者に対して、職場で必要とされていることをあまり気にせず、無理をせず、自分のペースで頑張れば良いということを話している。

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